こんにちは、miaruです。
前回の「ジュ・トウ・ヴ」いかがだったでしょうか?
ちょっとずつ指が慣れて来ましたか?
今回は8分音符を使った坂本龍一さんのあの名曲【戦場のメリークリスマス】です。
8分音符といっても曲調がゆっくりなのでご心配なく。
しっとりと演奏して下さいね。
【戦場のメリークリスマス】まずはメロディーパートのみ

知っている曲は弾きやすいですよね?
この楽譜の中で『何だったけ、これ!?」と言うのが「1カッコ」と「タイ」の記号です。
この記号についてはこちらのレッスンで解説していますので忘れちゃった方はご確認してみて下さいね。

2カッコからの8分音符の「タイ」がちょっぴり難しいですね。
これは音声を何度も聴いてタイの感覚を雰囲気で覚えて下さい。そうすれば経験者さんのあなたならきっと弾きやすくなると思います。
こちらの楽譜では特別表示していませんが最後の方は少し「rit (リタルダンド)・・だんだんゆっくり」すると雰囲気が出ると思います。
この様な細かな繊細な弾き方の設定がこの「音声ツール」では表現出来ない為、今後も言葉でお伝えしますね。
両手で弾くとこんな感じ!



儚いクリスマスの夢を絶妙な旋律で歌い上げた本当に素晴らしい名曲だと思います。
左手中間部分の縦波の様な記号は『アルペジオ(アルペッジョ)』と呼ばれるもので、低い音から順番に1音ずつ音をプラスしながら弾く演奏法です。
例えば10小節めのアルペジオは「ソ シ♭ レ ファ」を下から一つずつ「ソ」→「ソシ♭」→「ソシ♭レ」→「ソシレ♭ファ」と音が段々重なり合っていく事になるので、下の音は全部しっかりと音を伸ばしておきましょう。
あまり感情移入し過ぎないで(テンポを揺らし過ぎないで)・・でも柔らかくしっとり優しく弾いて下さいね。
まとめ
今回の【戦場のメリークリスマス】は演奏法として「1カッコ」と「タイ」(ピアノ男子 vol.2の回にて説明)、左手の和音に付いた「アルペジオ」奏法の解説をしました。
新しい曲にチャレンジする際にこれまで出てこなかった「音楽記号」はこんな風に一つずつ説明して行きますので覚えて下さいね。
でも忘れちゃっても大丈夫!
またここに戻って来て下さい。何度も覚えて、忘れて、また覚える事で自然と身に付きます♡
では次も素敵な曲のレッスンでお会いしましょう。


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