こんにちは、miaruです。
前回の【ショパン】に続いて今回は「音楽の父」と称される【バッハ】の名曲をお届けします。
今回もあなたの何となく聴いた事のある曲の美味しい部分を取り出しました。
どうぞお楽しみ下さいね。
バッハについて
彼の名前はヨハン・ゼバスティアン・バッハ。
別名 | 大バッハ 音楽の父 |
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生誕 | 1685年3月31日(ユリウス暦:3月21日) 神聖ローマ帝国、アイゼナハ |
死没 | 1750年7月28日(65歳没) 神聖ローマ帝国、ライプツィヒ |
ジャンル | バロック音楽 |
職業 | 作曲家 オルガニスト |
担当楽器 | オルガン チェンバロ ヴァイオリン |
バッハは「音楽の父」と言われバロック音楽の重要な作曲家の1人です。即興演奏を得意としバッハ一族は音楽家の家系で数多くの音楽家を輩出しました。中でも、ヨハン・ゼバスティアン・バッハはその功績の大きさから、『大バッハ』とも呼ばれJ・S・バッハと略記されています。
メヌエット3曲 違いを知ると楽しい
「メヌエット」と言うのは3/4拍子の舞踏曲、またそれに合わせて踊る社交ダンスの事です。同じ3/4拍子の「ワルツ」との違いはそのテンポで「メヌエット」はゆったりとしたテンポですが「ワルツ」はそれよりテンポが速くなります。

愛らしい旋律が特徴のこの曲はバッハの小曲の中でも最もよく知られているメヌエットと言えるでしょう。

先程の「ト長調(明るい曲)」に対する「ト短調(暗い曲)」と言う事や曲想等から見てもこの2曲は対の関係性を感じさせる2曲だと思います。

1曲目の「メヌエット ト長調」と同じ題名ですね。同じ「ト長調のメヌエット」でも曲は全く違います。分かりやすい様にここではこちらを「メヌエット ト長調2」としましたが正式には最初の曲は[BWV Anh.114] こちらは[BWV Anh.116]と言う表記です。因みにこの2曲の間の[BWV Anh115]が先程の2曲目のト短調のメヌエットになります。

みんな大好きなG線上のアリア
「アリア」と言うのはオペラ、オラトリオ、カンタータなどで歌われるオーケストラの伴奏で独唱する抒情的な曲の事です。

この曲は「管弦楽組曲」第3番からの編曲です。この「アリア」はヴァイオリン独奏で弦の中の「G線」だけで演奏出来る曲として有名です。

プレリュード3選
「プレリュード」とは「前奏曲」の事で、より規模の大きな楽曲の前に演奏する曲です。


「フリーデマンのための小曲集」の中の曲でいかにも鍵盤楽器らしいアルペジオのフレーズの動きが快活な雰囲気です。


ウィルヘルム・フリーデマン・バッハはバッハの長男として生まれ兄弟の中でも特に優れた音楽家になりました。この曲はバッハが幼いフリーデマンの教育の為に書いたものです。


名指揮者ハンス・フォン・ビューローがベートーヴェンのピアノソナタを新約聖書に、バッハの平均律クラビア曲集を旧約聖書に例えたのはとても有名な話です。その「平均律クラビア曲集」第1巻第1曲がこのプレリュードです。

まとめ
今回は「音楽の父」バッハの曲を集めてみました。
クラシック界の中でもヨハン・セバスチャン・バッハを頂点とするバッハ一族は代々にわたって優れた音楽家を生んでいます。
一族の故郷は美しい森に囲まれた中部ドイツのチューリンゲン地方です。
きっとこの美しい環境が類い稀な才能の数々を開花させたのかも知れませんね。
今回も全ての曲を最後迄ご紹介出来ないのが残念ですが少しでもあなたがバッハの楽曲に興味を持って頂けたら嬉しいです。
この回以外にも「クラシックの作曲家」の作品まとめてみました。






また次の回でお会いしましょう。

