こんにちは、miaruです。
前回は右手で「ドレミファソファミレド」の小さなお山の音階を弾きましたね?
今日は左手も練習してみましょう。
小さなみんなに「ヘ音記号」はまだまだハードルが高いので左手も暫くは「ト音記号」だけで練習します。
前回の復習と右手の1オクターブ高い音階

このまえやった「ドレミファソ」のこんどはたかいほうのおとのれんしゅうだよ



たかいおとはどっちのてでひくの?



たかいほうのおとも「みぎて」でれんしゅうするよ



じゃあこのまえれんしゅうしたひくいほうのおとは?



ひくいほうのおとは「ひだりて」でひくのよ



ボクにできるかなあ・・・



わたしもちょっぴりしんぱい・・



ゆっくりやるからだいじょうぶよ!
まずはこの前の復習で低い方の音を右手で練習します。
準備はいいかな?


「ド」に「①」の指を置いて順番に「ドレミファソ」に「①②③④⑤」の指をおいてね。


これは「 ド レ ミ ファ ソ うん うん うん 」→「①②③④⑤ うんうんうん」
次は上がって下りての小さなお山の音階の復習だよ。


これは「ドレミファソソソ うん ソファミレドドド うん」→「①②③④⑤⑤⑤ うん ⑤④③②①①① うん」で弾きます。
うまく出来たかな?
次はこの「ドレミファソ」をもう少し高いところで弾いてみましょう!
高い所と言うのは今弾いた「ドレミファソ」のもう少し上の方にある同じ「ドレミファソ」です。


この鍵盤で言うと一番下の「オレンジのド」が今まで弾いていた「ドレミファソ」の「ド」の位置でそれより高い所と言うのはその次の→「ラ シ」の次にある「オレンジのド」の事です。下の「ド」から上の「ド」の所まで指を移動してみましょう。この同じ「ド」でも高さが8音上にある音の事を音楽用語で「1オクターブ上」と言います。
では先程弾いた低い方の「ドレミファソソソ〜」の1オクターブ上の「ドレミファソソソ うん ソファミレドドド うん 」は音符で書くとこうなります。


低い「ドレミファソ」と同じ様に「線と線の間」→「線の真上」→「線と線の間」→「線の真上」→・・・の順番で音の球が乗って音階が出来ている音の仕組みです。この辺りは最初の「vol,1 」でも簡単に解説していますので『??』と思ったら復習を兼ねてまたご覧になってみて下さいね。


初めての高い音階なのでゆっくり弾いてみました。
同じ音程ですが1オクターブ上がると同じ音階でも明るい感じに聴こえますね。


同じ音階を左手でも弾いてみましょう
うまく出来たらさっきとまったく同じ音を今度は「左手」で弾いてみましょう。




左手で弾くと指の始まりが右手とは反対になるので小指の⑤の指を「ド」に置いて
「ド・・⑤」「レ・・④」「ミ・・③」「ファ・・②」「ソ・・①」の順番になります。
なのでこの「ドレミファソ」は→「⑤④③②①」の指で弾いて下さいね。


「ドレミファソソソ うん ソファミレドドド うん」→「⑤④③②①①① うん ①②③④⑤⑤⑤」
左手でも同じ様に弾けたかな?
左利きさんじゃない限り左手の方が右手よりうまく動きませんね。
何度も練習していればきっと上手になるので今は焦らずゆっくり弾いて下さいね。




伴奏を左手で弾いてみましょう
さっきの「左手」の指を使って次の音を弾いてみましょう。
最初の「ド」の音は「⑤」の指で、次の「ソ」の指は「①」の指で弾いて下さいね。指番号も楽譜に一緒に書いておきます。
下の「白い音符・・(全音符)」は「1、2、3、4」と4つ数えます。「ドーーーーソーーーーソーーーードーーーー」と弾きます。


左手で上手に弾けましたか?
両手に挑戦!



ゾウさんもコアラちゃんもとってもじょうずにひけたね。



ひだりてもみぎてと「おなじおと」だったからできたのかも!



そうよね。ゆっくりやればみんなきっとじょうずにできるよ。



りょうてでもひけるかな!



えーっそれはむずかしいよ!!



じゃあちょっとだけやってみようよ!!



わーーい!!やってみたい!



うわぁ・・ぼくにはきっとむりだなぁ〜
ゾウさんも頑張ってやってみましょうよ!少し練習したらきっと上手に弾けるようになるからね。
さっき練習した「右手」の「ドレミファソソソ うん ソファミレドドド うん」「左手」の「ドーーーーソーーーーソーーーードーーーー」を一緒に弾いてみましょう。


まとめ
今日のレッスンはどうでしたか?
初めての「1オクターブ上で弾く右手」と「簡単な両手に挑戦」でしたが小さな手のみんなにはまだすぐには理解する事が難しいかも知れません。
でもピアノは「指が慣れる事」が大切です。少しずつ上手になって「この曲弾きたい!」と小さなお子さん達が自分から言ってくれる様に「右手のメロディー」で知っている曲を、そしてその曲に合わせた簡単な伴奏で音楽の幅が広がる様にこれからもちょっとずつちょっとずつ進めていこうと思います。
次回もお楽しみに!






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