初めてピアノに触れる『小さな手の子供たち』の為のレッスンも4回を数えます。
ここでこれまでの全4回のレッスンをもう1度振り返ってみましょう。
vol.1 『ドレミって何?』 『4分音符と2分音符と8分音符のドレミ』
【ドレミって何?】

左から 【ド】 ⇨ 【レ】 ⇨ 【ミ】 の音になります。
最初の線の上にいるのが【ド】その次の線と線の間にいるのが【レ】また線の上にいるのが【ミ】です。
上手に弾けたら右手の親指で【ド】 人差し指で【レ】 中指で【ミ】を弾いてみましょう。

【4分音符と2分音符と8分音符のドレミ】
『4分音符』は1拍・・○ 『2分音符』は2拍・・〇〇 『8分音符』は半拍・・◯/2 の長さの音符です。
4分音符のドレミ・・・『たん たん たん』 のリズムです。

2分音符のドレミ・・・『たーあー たーあー たーあー』 のリズムです。

8分音符のドレミ・・・『たた たた たた』 のリズムです。

この回では『ドレミ』の音と3つの音符(4分音符、2分音符、8分音符)それぞれで弾いた『ドレミ』のリズムの違いをお伝えしました。
もう少し詳しい内容はこちらの記事を参考になさって下さいね。⇩ ⇩

vol.2 『ドレミファソ』『全音符でドレミファソ』『いろんな音階』
【ドレミファソ】
前回のレッスンの『ドレミ』に2音だけ増やした『ドレミファソ』の練習です。


親指・・①の指 人差し指・・②の指 中指・・③の指 薬指・・④の指 小指・・⑤の指と指番号が決まっています。
さっきの【ドレミファソ】に順番に【①②③④⑤】の指を置いて弾いてみましょう。まずはゆっくり【1 2 3 4】とゆっくり数えながら弾いてみましょう。
【全音符・・4拍 〇〇〇〇 でドレミファソ】

4分音符に比べると全音符は4拍ずつ伸ばすのでとってもゆっくりですね。
【いろんな音階】
さっきは「ドレミファソ」と下から上に上がっていく音階でした。
今度は反対に上から下に下がってみましょう。

それが出来たら今度は「上がって下りる音階」にチャレンジです。

この回では『ドレミファソ』と『全音符』『いろんな音階』下から上がっていく「ドレミファソ」、上から下がっていく「ソファミレド」そして上がって下りる「ドレミファソファミレド」の練習をしました。
右手が弾けたら伴奏に合わせて弾ける音声もありますよ♡ こちらの記事です。⇩ ⇩

vol.3 『音階と休符』『オクターブって何?』『右手&左手&両手に挑戦』
【音符と休符】
Ⓐ 『ドレミファソ』の音が分かったら今度は休符「うん」を使ったリズムにも挑戦してみましょう。

2小節目と最後の小節に出て来た「うん」は4分音符と同じ「1拍分 ○」だけ休みます。
【オクターブって何?】
Ⓑ 今、弾いた「ドレミファソソソ うん ソファミレドドド うん」をもう少し高いところの「ドレミファソ」を使って弾いてみましょう。

初めての高い音階なのでゆっくり弾いてみました。
同じ「ドレミファソソソ〜」ですが弾く場所が一つ上の方に上がるだけで同じ音階でも明るい感じに聴こえますね。
この同じ音だけれど弾く場所が違う(音の高さが違う)音の事を『オクターブ』と言います。最初のⒶ・・低い方の音階と次のⒷ・・高い方の音階は全く同じ音で音の高さだけが違うので【1オクターブ違う】という事です。

【右手&左手&両手】に挑戦!
さっきの音階練習が上手に弾けたら今度は両手に挑戦です。
「左手」でこの音を弾いてみましょう。


左手ができたらさっきの「右手」のメロディーと一緒に弾いてみましょう!
右手は1オクターブ高い方の「Ⓑ」で弾きます。

「1オクターブ」の意味が分かったら右手と左手をどちらもト音記号の少し高い音で両手で弾く事が出来ます。もう少し回を重ねたら『へ音記号』の事もお伝えします。先ずは「ト音記号」の音符を覚えて下さいね。
「vol.3」の回は「右手」「左手」「両手」が出て来てちょっぴり難しいかも知れません。
こちらの記事で詳細をご覧下さいね。⇩ ⇩

vol.4 『初めてのラとシの音』『ロンドン橋 右手&左手&両手』
【初めてのラとシの音】

「vol.3」で出て来た低い方の「ドレミファソ」の後に続く「ラシ」で「ドレミファソラシド」の音階が出来上がります。
小さなお子さんには『指を替える事』がまだ難しいのでしばらくは好きな指で弾いてもらって構いません。少しずつピアノに慣れて来たら「指番号」の正しい使い方をお伝えしたいと思います。
【ロンドン橋 右手&左手&両手】
先ずは「右手」で弾いてみましょう。

○で囲んだ数字は右手の指番号です。指番号の図で復習しておきましょう。
次は左手の練習です。

「左手」で練習してみましょう。
小さなお子さんに難しい時はどの指でも構いません。
さあ!両手にチャレンジです。

やっぱりちょっと難しいですよね?
そんな時にはこちらの「左手の伴奏」音声+お子さんの「右手だけ」、反対に「右手のメロディー」音声+お子さんの「左手だけ」でもきっと楽しく練習できると思います。難しいと思ってしまうと続きません。「簡単!」を少しずつ積み重ねて行って下さいね。
こちらのレッスンの詳細はこちらです。⇩ ⇩ゆっくり何度も見ながら少しずつゆっくりと進んで頂ければ大丈夫です。

まとめ
小さなお子さんにとって「面白い!」「楽しい!」は大人よりずっと優先して頂きたい事です。
「難しい事」は大人の様に「でも!頑張らなきゃ!」とは行きません。
楽しい事しかやりたくない小さなお子さんにとって「ピアノ」が「楽しい」ものになるか「難しい」ものになるかは最初の印象にかかっています。
「ピアノって楽しいな
小さなみんなにそんな風に思ってもらえる様なレッスンが出来ればいいな・・と思っています。
パパやママにも「楽しみながら」お子さんと音楽を共有する喜びを感じて頂けたら幸いです。

これからも小さなみんなが喜んでピアノを弾いてくれる様なレッスンを心掛けたいと思います。
記事だけではどうしても疑問が解決しない時やご質問等はいつでも「コメント」から遠慮無くご相談下さいね。
また次の回でお会いしましょう♡


コメント