【ピアノ男子】の為の優雅なバロック音楽はいかが? vol.8

こんにちは、miaruです。

ピアノ男子の皆さん、カッコいい曲もいいけれどたまにはクラシックの落ち着いた優しい響きも楽しんでみませんか?

・・と言ってもクラシックの難しいテクニックを要するものではなく『自分自身が楽しめる』曲が一番!

今回は「J.S バッハ」の1曲を弾く為のレッスンを楽しんで下さいね。

目次

【ガヴォット ト長調 BWV.816】ってどんな曲?

先ずはお聴き下さい。

ガヴォットト長調楽譜

「午後のティータイム」に似合いそうなとても優雅な1曲です。

この曲の難しいところは右手が2声になっている点です。

2声」とは例えて言えば合唱などで歌のパートのラインが2つに分かれてメロディーが進行して行く様な形式でそれと同じだと考えて頂ければ分かりやすいですね。その2つのメロディーラインを同じ様にピアノで弾いていくと言う事です。どちらも大切なパートなのでいずれのラインもしっかりと音を鳴らして弾く必要があります。今回の曲は右手が2つに分かれ、それに左手を加えた3声の曲ですが難しい曲になると両手をフルに使った4声での進行を持つ曲もあります。

湖に映る美しいお城
音楽を奏でる天使の彫刻

右手だけを聴いてみましょう

右手のみの楽譜

2声の響きがとても美しいですね。

ここでは「聴く」だけで構いません。いきなりこれを弾くのは少し難しいからです。

両方を右手で一緒に弾かなければいけないのがこの曲の難しいところですがメロディーとハモリ部分に分解してみると曲の構成が段々わかって来ます。

順を追ってやってみましょう。

一番上のメロディーだけを取り出してみると・・

メロディーパートのみの楽譜

こちらがこの曲のメロディー部分です。

全体を聴いても一番浮かび上がっている部分ですね。

ここで大切なのはこの部分を弾きやすい好きな指で弾く訳にはいかないと言う事です。

さて、なぜでしょう?

そうです!こちらの右手のメロディーは先程お話した様に「2声」になっているのでこのメロディーの下の部分をこれから同じ右手で弾かなければいけないからです。

右手で弾く下のパートだけを取り出してみましょう

次に右手の下のパートのみを取り出した楽譜と音声がこちらです。

下のパートのみの楽譜

こちらの一つのメロディーですが普段はなかなか聞こえてこないパートですね。

でも2声の響きをしっかりと把握する為にもこのパートだけを弾いてみるのもとても良い練習になります。

右手の2声部分を一緒に弾いてみましょう

先程の楽譜を使って右手の2声のパートを練習します。

指を上手に使って2つの声部を弾いてみて下さい。

最初の部分だけ指番号を例に挙げておきますね。

最初の4小説の指番号

これを見てお分かりの様に2声の下のパートは大体①の指で弾く事になります。

ご自身で指番号を考えながら弾くのもなかなか楽しいものです。是非挑戦してみて下さいね。

上のメロディーをしっかり歌いながら下のパートを上手くメロディーに乗せて下さい。

左手も練習してみましょう

左手の楽譜

左手は右手に比べると随分弾きやすいです。

只、左パートは8分音符で流れる様なラインが多いので途中音がブツブツ切れない様に弾く為にはこちらも指番号を上手に考えて演奏する必要があります。

この曲は「ト長調」の曲なので左手の練習を始める際にト長調の音階を練習しておくと滑らかに指が動くと思います。

全体のバランスを考えながら弾いてみましょう

全体の楽譜

先程は聴いただけの「ガヴォット」が今回はご自身の演奏でより楽しくなる事、間違いなしです。

この曲を含めバッハの曲はペダル等を使って曲の雰囲気をより華やかに演出する様な事は無く淡々と一つ一つの音を正確に弾く事が求められます。タッチによる繊細な響きをより楽しんでみて下さい。

まとめ

今回はクラシックの中の「バロック」曲をご紹介しました。

「バロック時代」と言うのは1600年頃から1750年頃迄の時代でルネサンス音楽時代の終わりから、バッハが亡くなった頃までの時代を言います。

「バロック音楽」と言うのはこの時代の王侯貴族が贅沢三昧の生活の中で音楽も彼らの中では贅沢の一部でした。沢山のお金を使い人気作曲家を雇いイベント毎に曲を作らせ演奏させていました。

作曲家や演奏家もそんな周囲に認められる為に切磋琢磨し沢山の曲が生まれました。ヴィヴァルディ等の作曲家が宮廷音楽家として活躍した時代でもあります。

王侯貴族によって音楽の発展や進化が支えられたこの時代は一言で言えば「きらびやかな王侯貴族の音楽文化」とも言えますね。

装飾されたパイプオルガン

是非この機会にあなたも「バロック音楽」に触れてみて下さいね。

バッハについてはこちらの記事でも触れています。宜しければ覗いてみて下さいね。

また次の回でお会いしましょう。

miaru ピアノLABO

miaruのアバター miaru ピアノ&エレクトーン講師

「音楽」は人の心を幸せにしてくれます。勇気をくれます。
悲しい気持ちを優しくそっと癒してくれます。

もっと身近に「音楽」を楽しんで欲しい。
「ピアノ」が弾けた時の喜びをもっと沢山の皆さんにも知って欲しい。
みんなをもっともっとキラキラ笑顔にしたい。

そんな想いを込めて『ピアノ初心者さん』や『ピアノ経験者さん』それぞれに向けて"なかなか人には聞けない音楽の疑問"や”楽しい音楽情報”をこれから発信して行きたいと思っています。

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