こんにちは、miaruです。
シニアの皆さんも初めてのピアノレッスンから回を重ねる度に随分と上達されてピアノを楽しんで頂いている事と思います。
今回はそんな4つの回の内容で大切なポイントをまとめた復習編です。
行きつ戻りつ・・そんな風にゆっくりと、でも確実にこれからも歩を進めて頂けると嬉しいです。
vol.6【アメイジング・グレイス】

こちらの回では初めての3連符の体験をして頂きました。
3連符のリズムです。

4分音符と3連符の混じったリズムです。

この3連符のリズムをしっかり感じて頂けるといいなと思います。
右手のメロディーは「シ」に♭(フラット)の付く「へ長調」の曲です。
フラットの弾き方の詳細もこちらの記事の中で復習してみて下さいね。

この後は音声による伴奏と一緒に右手のメロディーを弾く練習です。
音声と一緒に弾く時の注意点としては
伴奏と上手に合わせるコツ・・・最初から弾くのではなく始めは伴奏に合わせてご自身が声に出してメロディーを口ずさむ事でタイミングが分かって来るので先ずはそれをぜひ試してみて下さいね。
何度かやってみるときっと上手に伴奏に合わせて弾く事が出来る様になると思います。


vol.7 【ラバース・コンチェルト】 【おおスザンナ】
【ラバース・コンチェルト】

こちらの回では1曲目の【ラバース・コンチェルト】では「指番号の復習」と「指広げ」と「指くぐり」のご説明をしています。詳しくはこちらの記事で復習して下さいね。

次に「リピート」と「1カッコ&2カッコ」の復習はこちらの記事で詳しく説明していますのでぜひご参考に。

2曲目の【おおスザンナ】では「指番号」「指広げ」と「付点のリズム」の解説をしています。

「指番号」はそんなに神経質にならずにご自分の好きな指で弾いて頂いても良いのですが上手に使うと指の移動が滑らかになってとても弾きやすくなりますのでもし出来そうであれば表示通りの指でもぜひ挑戦してみて下さいね。
こちらは伴奏付きの楽譜です。

それから伴奏に使っている「スタッカート」・・・伴奏は中間部の重音部分以外は全てスタッカート(音を跳ねて弾く)です。スタッカートの弾ける伴奏によって、より元気で楽しい雰囲気になります。



vol.8 【魅惑のワルツ】
この回では美しいワルツのご紹介でした。
魅惑のワルツ右手のメロディーパート

メロディーパートを弾く時のポイントは「タイ」とト音記号の高い音域「加線を使った高い音」です。ひとつずつ復習してみましょう。

そしてこちらは『ト音記号の3オクターブ』の音階です。全部同じ「ドレミファソラシ〜」の音階ですが色毎に音程が上がって行くのが分かります。5線譜よりも上になった音はさらに線を加えてひとつずつ上がっていきます。➜「加線の付いた音」
ブルーの線で囲まれた加線で表した「ドレミファソ」はとっても高い音ですね。

そして先程の右手メロディーパートに音声による左手を合わせた完成形がこちらです。
美しいワルツを是非お楽しみ下さいね。


vol.9 【カッコウ】
こちらの記事は先ずは楽譜を見ずに「耳」だけを使って曲の中に隠れている「カッコウ」の鳴き声を聞き分ける面白い企画です。
これが曲の中から聞こえて来たいろんな音の「カッコウ」の鳴き声です。
①

②

③

同じ「カッコウ」の鳴き声でも音程が違うだけで随分雰囲気も違いますがどれも「カッコウ」と聞こえるのはどの音の「カッコウも2つの音の音程の幅が同じだからです。面白いですよね。本編の記事に中には5つの「カッコウ」の鳴き声が出て来ます。是非記事に戻ってもう1度全部聴き分けて楽しんでみて下さい。
こちらが楽譜による答え合わせです。
【カッコウ】



「音楽」は弾くだけではなくたまにはこうして「聴く」だけでも沢山の楽しみ方が出来ますよ。


まとめ
今回はシニアのピアノ初心者さんのレッスンvol.6〜vol.9のポイントをまとめてみました。
弾いたり聴いたり伴奏と合わせてみたり・・沢山の楽しみ方を知って頂けたら嬉しいです。
記事だけではどうしても疑問が解決しない時やご質問等はいつでも「コメント」から遠慮無くご相談下さい。
勉強でもピアノでも一つでも疑問が出て来るとそれがきちんと解決出来る迄なかなか先に進めなくなってしまいます。
それではまた次の回でお会いしましょう。

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