こんにちは、miaruです。
第3回目の今日はアメリカ民謡の【茶色のこびん】です。
指使いを少し練習すればすぐに弾けるようになりますよ!
それでは早速レッスン始めましょう
4分音符と全音符と2分音符
これまでvol.1とvol.2の回で出て来た音符は『4分音符』と『全音符』です。
4分音符は「たん たん たん たん」と1拍ずつ伸ばす音符です。
全音符は「1234 1234 1234 1234」と4拍ずつ伸ばす音符です。
では復習してみましょうね。
こちらが4分音符で「ド レ ミ ファ ソ ファ ミ レ ド ド ド うん」

次は全音符で「ドーーーー レーーーー ミーーーー ファーーーー ソーーーー」

今回新しく『2分音符』が登場します。
『2分音符』はさっきの「4分音符」と「全音符」の間、「12 12・・」と2拍ずつ伸ばす音符です。「ドーー レーー ミーー ファーー ソーー うん うん」が下記の音符になります。

「4分音符」と「全音符」と「2分音符」の長さの違いわかりましたか?
「1拍」と「4拍」と「2拍」それぞれひとつの音符の伸ばし方の違いです。

【茶色のこびん】弾いてみましょう!
先ずは【茶色のこびん】を弾く前に前回練習した「ドレミファソ」にもう少し音を加えて練習します。

弾いた事のある「ドレミファソ」の上に「ラシ」その上にまた「ドレミファソ」が続いています。
音符の順番は「線の真上⇨線と線の間⇨線の真上⇨線と線の間・・・」ずっとこの様に順番に上がったり下がったりするのは覚えていますか?
忘れちゃった時はまたこちらの記事を見て下さいね。

この順番通りに「ドレミファソ」の次も「ラシドレミファソ」と続きます。
まだ指番号はあまり気にせず「ドレミファソラシドレミファソ〜♪」と弾いてみて下さい。
「ドレミファソラシドレミファソ」が出来たところで早速【茶色のこびん】にチャレンジです。

この曲を弾く時の大事なポイントが2つあります。
先ずは「緑」で示した前の音を弾いた指からぴょん!と少しだけ飛ぶところです。上記の楽譜で言うと2小節目の「ラ」の音を④の指で弾いているので次の「シ」はすぐお隣の音だし⑤の指で弾きたい所ですがここをぴょん!と飛んで②の指で弾いて下さい。
なぜなら・・「シ」の音から次にまた「ド」「レ」「ミ」と、どんどん音が上に上がっていくのでその音を途中で指を替えずに順番通りに簡単に弾ける為にこの「シ」の音で②の指にしておいて欲しいのです。
同じ理由でぴょん!の音が全部で4つあるのでその音には「緑色」を付けています。緑の②が出てきたらぴょん!です。
では2つ目ののポイントです。
今度は「赤」で示した指番号が「ミ→ド→ソ」と下りて行く時に「⑤→③→②」になる所です。
「①」で弾きたくなりますがこちらも上記の理由と反対に次の音がもう一つ下の音なので「ソ」を「①」で弾いてしまうと次のもう一つ下にある「ファ」を弾く指が残っていません。なので「ソ」の音をちょっと指を伸ばして「②」の指で弾いて下さい。そうすれば次に待っている「ファ」の音はちゃんと「①」の指で弾けます!
ちょっと指を伸ばす「赤」の音は最後にもう一つ同じ音の並びの部分で出てくるので「赤」の音はこちらも指をちょっと伸ばして「②」で弾いて下さいね。
【茶色のこびん】を弾く為の2つのポイントをお伝えしましたが最初は面倒でも指が覚えてしまえばその後はずっと楽に、ずっとなめらかに弾けるので最初だけ!頑張って指番号の通りに練習してみて下さいね。
伴奏に合わせて弾いてみましょう!
【茶色のこびん】

いかがでしたか?
ちょっぴりテンポは早目ですがやっぱり音楽はその曲に合うテンポ(速さ)があります。
練習する時はゆっくり丁寧に・・でも出来る様になったら曲にあったテンポ感で弾ける様になって下さいね。
そうすればもっともっと音楽を楽しめると思います。


こちらの【茶色のこびん】をJazzバージョンでもお届けします。
ちょっとアレンジが変わっただけで随分お洒落な感じになりますが皆さんもいつかこんな風に弾ける様にゆっくりと学んでいって頂きたいと思っています。

まとめ
今回は「基礎編」から少しグレードアップした曲にチャレンジしました。
指番号に気を付ける事でとても滑らかな音楽の流れになる事をお分かり頂けたら嬉しいです。
最初はなかなか上手く行かないと思います。でも最初のうちは誰だってそうです。焦らずにゆっくり何度も弾いてみて下さい。きっとある時急に「あっ出来た!!」という時が来ます。
もう少しだけ右手の「メロディー」の練習をしたらその後は「両手」にも挑戦しましょう。
それでは今日もお疲れ様でした。



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